「県政発展に務める」 三重県議会の中森議長、就任あいさつ

【小林社長(手前)に抱負を語る中森議長(左)と杉本副議長=津市本町の伊勢新聞社本社で】

三重県議会の中森博文議長と杉本熊野副議長は15日、就任あいさつで伊勢新聞社本社(津市本町)を訪れ、小林千三社長に抱負を語った。杉本氏は女性議員が集う「女性議員フォーラム」の再開に意欲を示した。

中森氏は「図らずも議長に当選することができた。議会全体をまとめる責任の重大さを感じながら職責を果たしたい」とあいさつ。「同い年の杉本副議長と力を合わせて県政の発展に努める」と語った。

杉本副議長は「中森議長を支え、円滑な議会運営に努めたい」とあいさつ。60年ぶりの女性副議長として「女性議員フォーラムの開催が8年ほど途絶えている。再開したいと思っている」と語った。

小林社長は地域の将来像を描くだけでなく、足元の課題解決にも努めるよう要請。県内ではスポーツ関連などの団体に女性の役員が少ないことを指摘し、女性参画に向けて取り組むよう激励した。