四日市商高の授業、中学生に公開 商品化した菓子販売も

【菓子を販売する生徒ら=四日市市尾平町の四日市商業高校で】

【四日市】三重県四日市市尾平町の四日市商業高校で13日、中学生とその保護者を対象にした授業公開があった。市内外から中学生と保護者計約430人が来校し、実際の授業や部活動など普段の学校の様子を見学した。

国語、数学、英語などの一般教科から、簿記や情報処理などといった商業高校ならではの授業もあった。見学に訪れた中学生は、友達同士や保護者と一緒に校内を回り、廊下からそっと授業の様子を見ていた。

また、同校の生徒と地元の菓子店「明月堂」(同所)が共同開発し、商品化した菓子の販売もあり、中学生たちが買い求めていた。数々の受賞歴のあるギター・マンドリン部などの部活動も行われた。

授業公開は昨年に続き2回目。四日市市立羽津中学校3年の前心優さん(14)は「積極的に意見を出して、みんな熱心に授業を受けていたのが印象的だった」と話した。