改選後初の三重県議会開会 知事「前途光明を信じて」

【改選後初の本会議に出席する議員ら=県議会議事堂で】

改選後初の三重県議会定例会は9日開会し、会期を12月21日までの227日間と決めた。一見勝之知事は開会に先立つあいさつで「皆さんと共に汗をかき、前途光明を信じて取り組む」と述べた。

本会議には48人の全議員が出席した。地方自治法に基づき、最年長の三谷哲央議員(新政みえ、8期、桑名市・桑名郡)が臨時議長を務め、開会を宣言。会期や各議員の議席などを決定した後に散会した。

一見知事は開会に先立つあいさつで「断行の年として積極果敢に取り組む」と強調。「県政の課題は多岐にわたるが、本年度は子ども支援が大切。防災減災対策や観光政策にも重点的に取り組む」と述べた。

県選出の衆院議員を務めた尾崎行雄の言葉「人生の本舞台は常に将来にあり」を引用した上で「今は苦しいことが多いが、将来の輝かしい三重県の発展を頭に描き、日々努力していく」と語った。