サッカー天皇杯 ヴィアティン三重4年ぶり3度目出場へ  鈴鹿を7―0で下す

【前半33分、DFラインの背後に抜け出したヴィアティン三重・田村が4ゴール目を奪い5―0と大きく突き放す(ヴィアティン三重提供)】 

サッカーの天皇杯第103回全日本選手権の三重県代表決定戦を兼ねる県選手権大会は最終日の7日、鈴鹿市御薗町のスポーツの杜鈴鹿で行われ、JFL(日本フットボールリーグ)チーム同士が対戦した決勝はヴィアティン三重が鈴鹿ポイントゲッターズを7―0で下して4年ぶり3度目の優勝と天皇杯出場を決めた。

2年連続同一カードの決勝となった。J1湘南を破り3回戦に進出した2019年以来の天皇杯出場を目指したヴィアティン三重は、前半15分のFW田村翔太の先制ゴールから前半だけで5得点、後半も2点を追加した。田村は5得点。

チームの総シュート数は15本。4年連続9度目の天皇杯を目指す鈴鹿に許したシュート数は14本だったが、DFの谷奥健四郎主将、GK森建太を中心に守りを固め、無失点で切り抜けた。

ヴィアティン三重の天皇杯の初戦は今月21日で、スポーツの杜鈴鹿で行われる1回戦で鳥取県代表のJ3ガイナーレ鳥取と対戦する。