プラネタリウムで「春の大三角」観察 亀山市立図書館のイベントに101人 三重

【プラネタリウムに映る「春の大三角」=亀山市御幸町の市立図書館で】

【亀山】三重県の亀山市立図書館は4日、同市御幸町の同館文化情報プラザに移動式簡易型のプラネタリウムを設置し、イベント「季節の星座を見よう」を開催。市内外から家族連れら101人が参加して、春の星空について学んだ。

多くの人に星座を見て星に興味を持ち、同館にある星に関する本を読むことで、より理解を深めてもらおうと企画。亀山の星空サークル「坂下星見の会」(瀧本麻須美代表)が協力した。

イベントでは、直径約7メートル、高さ約5メートルの移動式簡易型エアードームのプラネタリウムに「春の大三角」を約30分間隔で投影。一回30人程度がドームに入り数回実施。瀧本代表ら会員5人が、ドームの上に映る春の星空の解説をした。

鈴鹿市一ノ宮町の中学1年生、長尾茉奈さん(12)は「星を見るのが好きで、天体望遠鏡で月や金星など見ています」とし、「プラネタリウムに映る星座の説明もあって、楽しかった」と話していた。

同会は今月27日午後7時から、同市関町沓掛の鈴鹿峠自然の家天文台「童夢」と、隣接する鈴鹿馬子唄会館の2会場で、「春の星空観察会」を開催する。問い合わせは瀧本代表=電話090(7916)9907=へ。