
【亀山】三重県亀山市立図書館は4日、同市御幸町の同館多目的室で「ペーパーアート教室」を開き、親子連れの市民ら17人が参加した。
同教室は今年1月に開館した新図書館を多くの人に利用してもらおうと、連休期間に合わせて企画した。市内の小学校や地域に出向き活動するクラフトサークル「かみきりむしの会」(市川兼三代表)が協力。
サルカニ合戦や赤頭巾とオオカミ、魔除け「鍾馗(しょうき)」、兜(かぶと)など8種類の型紙を用意。参加者らは市川代表(72)ら会員9人の指導で一つ選び、ハサミで絵柄の線に沿って切り、二つ折りした厚紙にボンドで貼り付け、開くと飛び出す作品を作った。
同市南野町から母親と参加した小学5年生の服部陽さん(10)は「サルカニ合戦を作った。小さなカニは、お母さんに手伝ってもらったけど楽しかった」と出来映えに満足していた。