皇學館高にノートPCや音響機器寄贈 岡本土石工業と三十三銀 三重

【寄贈品のパソコンなどを前に、芝﨑校長に目録を手渡す岡本社長(右)=伊勢市の皇學館高校で】

【伊勢】建設資材製造業「岡本土石工業」(三重県紀宝町)と三十三銀行は28日、同行の社会貢献型私募債を活用し、伊勢市の皇學館高校に、ノートパソコンや音響機器を贈った。

同私募債は、社会貢献の一環として、私募債を発行する企業から同行が受け取る手数料の一部を使い、企業が指定する団体などに寄付する。同社は昨年10月に私募債を発行した。

同社は、約10年前から、県内の教育機関に希望の品を寄贈する活動を続けている。今回の寄贈は、同社の岡本一彦社長(62)の四男が同校に在学している縁で、ノートパソコン7台と、学校行事などで活用できるスピーカーやアンプの音響機器を贈った。

寄贈式が同校であり、岡本社長と同行の熱田渉常務らが出席。岡本社長が芝﨑俊也校長に目録を手渡し「体育祭や文化祭などいろんな行事で、最新の機器を活用してほしい」と話した。

芝﨑校長は「寄贈いただいた品は、ICTを活用した学びの向上や、学校行事で活用したい」と感謝した。