「影」テーマの写真を展示 津で愛好家団体「フォトクラブ写心気」 三重

【「フォトクラブ写心気」の作品が並ぶ会場=津市西丸之内の津リージョンプラザ3階展示室で】

【津】三重県津市の写真愛好家団体「フォトクラブ写心気」(佐藤二郎代表、会員14人)の第13回作品展が20日、同市西丸之内の津リージョンプラザ3階展示室で始まった。市内の60―80代の男女会員の作品計50点を展示している。23日まで。入場無料。

同団体は月1回作品を持ち寄り講評し合うほか年10回撮影会に出向き研さんを積む。今春から松阪市の溝田幸輝氏(74)が講師を務める。年1回の作品展では毎回共通テーマの課題作品と自由作品を発表している。

今回の課題は「影」。観光客の間を悠々と歩く猫や河原の草むらに長く映る橋脚など多様な影を捉えている。自由作品は、亀山市関町のヒマワリ畑や皆で出かけた愛知県新城市の鳳来寺山の紅葉などがある。

佐藤代表(76)は「テーマで縛ると自分の得意が分かる。毎月の勉強会で皆腕が上がってきている」と話した。