【伊勢】三重県伊勢市と佐川急便は4日、高齢者の見守り活動に関する協定を結んだ。
同社伊勢営業所(同市朝熊町)エリアで市内の配送を担当するドライバー23人が、見守り活動に協力。認知症に関する市の講習を受け、日常の集配業務の中で高齢者への声かけなどを行い、異変に気づいた際は、市や関係機関に連絡する。
市役所で、同社の森裕一郎中京支店長(54)と鈴木健一市長が協定書を交わした。鈴木市長は「地域の協力をいただきながら高齢者を支える環境づくりを進めている。お力添えに感謝します」と述べた。
森支店長は「業務全般を通し、見守り活動に協力していきたい。市民の皆さんの力になれるよう努力します」と話した。
市が企業と見守りに関する協定を結ぶのは30例目。