グループホーム3カ所目が完成 川越町の「よつば会」が内覧会 三重

【完成したグループホーム「さとなか4」=川越町亀崎新田で】

【三重郡】三重県の川越町亀崎新田の社会福祉法人「よつば会」が、同所で建設を進めていた3カ所目となるグループホーム「さとなか4」が完成した。22、23の両日に開いた内覧会では、関係者や招待客らが訪れ、施設内を見学した。

木造平屋建てで延べ床面積は約287平方メートル。男女別にエリアを分け、個室が計10部屋あり、洗面脱衣室、浴室のほか、男女共有スペースとして食堂がある。4月1日に開所し、入居が始まる。知的障害や身体障害のある19―54歳の男女10人が、日常生活の支援を受けながら共同生活を送る。

よつば会は、川越、朝日両町と四日市市で、生活介護施設やワークセンター、就労支援施設、ケアホーム、グループホームを運営している。

石川英樹理事長(57)は「ようやく完成した。これで利用者の親御さんに、少しでも安心していただけるかと思う」と話した。