ウクライナ、トルコに支援を セントヨゼフ女子学園生徒ら募金呼びかけ 津駅・三重

【ウクライナ人道支援の募金を呼びかける生徒ら=津駅前で】

【津】三重県津市半田の私立セントヨゼフ女子学園の生徒が17、18日の両日、津駅前でウクライナ人道支援とトルコ・シリア地震復興支援の募金を呼びかけた。集まった募金はいずれもカトリック系社会福祉団体カリタスジャパンを通じ現地の避難民支援や救援活動に充てられる。

同校はロシアのウクライナ侵攻による戦闘収束を願い昨年5月に街頭募金を実施。今回が2回目で、今年2月のトルコ地震への支援と合わせ学園会が呼びかけ、賛同した中3―高2の有志計36人が参加した。

生徒は同駅の東西でウクライナ支援とトルコ地震支援に分かれて「ご協力をお願いします」と声をそろえた。協力者には書道部員や美術部員が「希望」「平和」などのメッセージや白いハトなどを描いた手作りのカードを手渡した。

高校1年の大西優菜さん(16)は「(戦闘は)あってはいけないことだが自分たちが現地に行くことはできない。ここでできることだけでもしたいと思う」と話した。