プロアマ写真家が316点展示 四日市で日本光画会中部支部

【県内出品者の作品が並ぶコーナー=四日市市安島の市文化会館で】

【四日市】全国のプロ・アマ写真家で組織する日本光画会中部支部(中西一夫支部長)は23日、三重県四日市市安島の市文化会館で、全国公募写真入選作品展「第57回 光展」の「中部展」を開いた。応募総数1063点から入選作210点と、無鑑査作品合わせて316点を展示している。26日まで。

岡村仲江さん(74)は、水面の泡模様を女性の顔に見立てた会員推挙賞受賞作「泡アート」を出展。徳島県知事賞受賞の伊藤正哉さん(80)は、父親に肩車をされていた子が手を離した瞬間の笑顔を捉えた「元気な少年」、堀昭義さん(80)は、躍動感あふれる上げ馬神事「人馬一体」を出品している。

最高賞の文部科学大臣賞、日本光画賞受賞作をはじめ各県知事賞、市長賞など、見応えのある作品が来館者らの目を楽しませている。中西支部長(80)は「コロナ禍で制限もあったが、多彩なジャンルの作品がそろった。多くの方々にご観覧いただきたい」と語った。