第20回統一地方選を前に、三重県警は22日、事前運動取締本部を設置した。難波正樹本部長を筆頭に本部捜査二課と県内18署約3400人体制で取り締まりに当たる。
捜査二課によると、今月20日現在で28件の文書掲示違反に対する警告があった。知事選を含む4年前の前回統一地方選では、文書掲示違反を中心に126件の警告があり、選挙運動員による買収事件として公職選挙法違反容疑で2人が逮捕されている。
同課の水谷英雄次長は「選挙の公正を確保するため厳正公平な違反取り締まりを推進したい」と話した。
県警ではインターネットを活用した選挙違反に関する専用窓口を設置して情報提供を呼びかけている。情報提供は専用メールフォーム=http://www.police.mie.jp/provide_info/senkyo_mail.html=へ。