絶景スポット訪ね撮影 アマ写真家田島さん作品展 鳥羽

【国内外で撮影した写真の作品展を開いている田島さん=鳥羽市の鳥羽ショッピングプラザハローで】

【鳥羽】三重県鳥羽市の鳥羽ショッピングプラザハローで、伊勢市黒瀬町のアマチュア写真家田島謹也さん(74)の作品展「一生に一度は見たい絶景」が開かれている。3月7日まで。

田島さんは定年退職後、本格的に写真を始めた。旅好きで、コロナ禍以前は、国内外の名所や祭り、絶景スポットを訪ね撮影を重ねてきた。

会場では、約10年間に撮りためた中から、約60点を披露。オホーツク海の流氷、岐阜県白川郷の雪景色、大台ヶ原からの遠望、四日市の工場夜景、全国各地のサクラや紅葉、伝統の祭りなど多彩な作品が並ぶ。隠岐の島「ローソク島」の夕景は、大判の伊勢和紙に表した。カンボジア旅行で撮影した現地の人々の生活風景や、世界遺産アンコールワットなどもある。

田島さんは「夜行バスやレンタカーでの移動、早朝や深夜、寒さの中での撮影と、一枚一枚に思い出がある。写真に込めた感動を、多くの人に共有してもらえたら」と話していた。