健康増進へ中北薬品と包括協定 亀山市

【協定書を持つ櫻井市長(左から2人目)と山本常務(同3人目)=亀山市役所で】

【亀山】三重県亀山市は8日、市役所で、中北薬品(本社・名古屋市中区丸の内三丁目)と「包括連携に関する協定」を締結した。櫻井義之市長と同社の山本哲也常務がそれぞれの協定書に押印した。期間は同日から本年度末までで、その後は1年ごとに更新する。

協定は、市民の健康増進や地域の活性化に向け、相互が連携し、市が催す「健康講座」や「食育セミナー」などに同社の管理栄養士を派遣するほか、災害時に紙おむつや乳児用ミルクなどの物資の支援も行う。同社はこれまで、松阪や桑名など4市と東員の1町と協定を締結している。

山本常務(56)は「同社が目指す、地域の健康づくりの一環として、亀山市民の役に立てれば」と話した。櫻井市長は「市民が住み慣れた地域で安心して暮らせる『まちづくり』の実現に向け、末永く力添えをお願いします」と語った。