三重で815人感染、13人死亡 新型コロナ

三重県は30日、ゼロ歳から90歳以上までの815人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。新規感染者が千人を下回るのは3日ぶり。県内の感染者は延べ44万97人となった。

感染者のうち60代男性2人、70代男性2人、80代男女6人、90代男女3人の計13人が22日から29日までに死亡したことも発表。2人は新型コロナが死因、他の11人は別の死因だった。

うち70代の男性は自宅療養中に死亡。医療機関は感染判明時に入院の必要はないと判断していた。基礎疾患があり、新型コロナが死因ではなかったという。県内感染者の死者は947人となった。

新規感染者は前週の同じ曜日と比べて386人の減少。12日連続で前週同一曜日を下回った。直近1週間の人口10万人当たり新規感染者は492・53人で、66日ぶりに500人を下回った。

病床使用率は41・1%で前日から0・4ポイント低下。5日連続で50%を下回った。入院中の感染者は前日比2人減の239人で、重症者は前日と同じ5人。宿泊療養者は5人減の38人となった。

新規感染者は津市で167人、四日市市で161人、鈴鹿市と松阪市で76人ずつ、伊勢市で68人、桑名市で50人、伊賀市で29人、名張市で25人、亀山市で24人、志摩市で23人、菰野町で20人、いなべ市で18人、東員町で15人、玉城町で12人、大台町で9人、明和町で8人、熊野市で7人、多気町で5人、朝日町と川越町で4人ずつ、度会町、鳥羽市、尾鷲市、紀宝町で2人ずつ、木曽岬町、大紀町、南伊勢町、紀北町、御浜町、県外で1人ずつ。