名画模写や「ジャズの帝王」描く 水原さん個展 桑名の川スミメガネ本店ギャラリー 三重

【個展を開いた水原さん=桑名市大仲新田の川スミメガネ本店で】

【桑名】三重県東員町城山の水原敏郎さん(72)の絵画展が27日、桑名市大仲新田の川スミメガネ本店ギャラリーで始まった。2月2日まで。

水原さんは、東員町の画家岡田佐江子さんが指導する絵画グループ「彩りの会」のメンバー。2年半ぶりに開く2回目の個展で、水彩、アクリル、鉛筆画の27点を出品した。

岐阜県関市板取の観光地「名もなき池(通称・モネの池)」を描いた3作は、透き通った池の中で泳ぐコイを見事に表現している。名画の模写や、「ジャズの帝王」と呼ばれたトランペッターのマイルス・デイヴィス(1926―91年)を鉛筆でリアルに描いた力作も並ぶ。

水原さんは高校時代、美術部に所属。今回、高校生のとき以来という30号の作品にも挑戦した。「次は公募展にも挑戦してみたい」と笑顔で話した。