【全国都道府県対抗男子駅伝】三重4区の鈴木(伊賀白鳳高) 硬式野球から転身、長距離で頭角

【都道府県駅伝三重県代表の合同練習会に臨んだ伊賀白鳳高・鈴木=5日、四日市市内で】

広島県で22日に開催する第28回全国都道府県対抗男子駅伝で三重の4区を走る伊賀白鳳高3年、鈴木千翔は中学まで硬式野球チームに所属していた。高校入学から本格的に始めた長距離で頭角を現し、昨年暮れの全国高校駅伝で2区4位と健闘。卒業後は大学駅伝強豪の青山学院大に進学する予定で、高校最後の駅伝で持ち味の闘志あふれる走りを見せたい。

中学時代所属した「松阪リトルシニア」の元チームメートには今年度全国高校野球選手権出場の三重高校で主将を務めた宇佐美貴也らがいる。足を生かした守備や攻撃で、自らも甲子園を目指して来たが、松阪市立久保中3年で出場したジュニアオリンピック男子1500メートルで8位入賞したことが「すごくうれしかった」。悩んだ末、野球を辞めて陸上一本に絞ると決めた。

都道府県駅伝出場は久保中3年時の第25回大会以来。自身は補欠だったが、3区を担当した、同じ松阪市、伊賀白鳳高出身の西山雄介選手(トヨタ自動車)に強い憧れの気持ちを持ったという。昨年夏の世界陸上オレゴン大会男子マラソンで日本人歴代最速タイムを叩きだした先輩に近づくためにも「強い大学でしっかり基礎固めして、3大駅伝出場から目指したい」。まずは高校最後の〝安芸路〟の快走で弾みをつける。