四日市で東海・北陸B―1グランプリ 11月18―19日、20団体が出展 三重

【記者会見する森市長=四日市市役所で】

【四日市】三重県四日市市の森智広市長は20日の定例記者会見で、11月18―19日に市内で「2023東海・北陸B―1グランプリin四日市」を開催すると発表した。2020年に開催予定だった同グランプリは、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から開催を見合わせていたが、17日に開かれた実行委員会で11月の開催が決まった。

会場は三滝通り周辺で、「四日市とんてき協会」(四日市市)など県内5団体を含む東海・北陸の16団体と、招待4団体の計約20団体が出展。2日間で約10万人の来場者を見込む。

当日は、三滝通りを通行止めとし、通りの東側に間隔を空けて出展店舗を配置するほか、店舗への行列スペースも確保する。通りの西側に飲食スペースを用意する。

森市長は「開催見合わせとなり、果たして実施できるのかという不安もあったが、大型イベント、飲食を伴うイベントを開催出来る土壌が整って来た。開催は本市にとっても大きいし、全国的にも『B―1グランプリができるようになったのだ』という希望あるイベントになれば」と強調。

その上で「大成功に終わるように取り組むので、多くの方にお越しいただければ。周辺でイベント開催も予定されていると聞いているので、しっかりと盛り上げていきたい」と語った。

「B―1グランプリ」は、開催を通じてまちに元気と活気を呼び込み、多くの市民がまちに誇りと愛着を持ち、地域が一丸となってまちおこしに取り組む気運の向上を図ることが目的。市では「東海・北陸B―1グランプリ」を開催することで、市の知名度、都市イメージ向上を図るとともに、全国のまちおこしに取り組む地域の魅力を四日市から発信していきたいとしている。