消防職員の姿勢点検、査閲 亀山市長「凜とした姿に心強さ」

【消防職員の服装や手帳を点検する櫻井市長(左端)=亀山市野村4丁目の消防庁舎で】

【亀山】三重県の亀山市消防本部(平松敏幸消防長)は17日、同市野村四丁目の消防庁舎で、「令和五年通常点検」を実施した。横二列に並んだ消防職員48人に対し、櫻井義之市長は、服装や姿勢、携帯所持品の手帳を点検、査閲した。

コロナの影響で3年ぶりとなった点検は、市民の安心を支える消防力の充実強化の基本理念に基づき、礼服を明らかにして規律を正し、職員の品位の士気高揚を図るのが狙い。

櫻井市長は、高い使命感のもとに、平素からいつ発生するとも限らない災害に備え、凜(りん)とした姿に心強さを感じると述べた上で、「昨年4月に策定した『第三次亀山市消防力充実強化プラン』を確実に遂行され、市民の期待と信頼に応える消防・救急活動を展開していただくことを切にお願いする」と訓示した。