部下に暴行、男性隊員を停職処分 陸自久居駐屯地 三重

陸上自衛隊久居駐屯地(三重県津市久居新町)は16日、部下に暴行を加えたとして、第33普通科連隊の50代の男性一等陸曹を停職6日の懲戒処分にしたと発表した。

同駐屯地によると、昨年6月6日、警衛所で部下の隊員に対し、後ろから羽交い締めにして首をしめる暴行を加えた。部下にけがはなかった。

被害を受けた隊員が報告して発覚。警務隊の聞き取りに男性隊員は「任務の危険性を理解させるための一環だった」と説明したという。同駐屯地は暴行を加えたことと判断し、処分を行った。