水野講師と受講生22人の写真展示 北アルプスや泥んこ遊び切り取る 四日市市文化会館

【受講生らの会心作が並ぶ会場=四日市市安島の市文化会館で】

【四日市】YUCC水野秀彦写真講座を主宰する水野秀彦講師(61)と受講生22人による「第22回・写真展」が13日、三重県四日市市安島の市文化会館第3展示室で始まった。自由なテーマで撮った全紙・半切サイズ作品83点を展示している。15日まで。

山本定弘さん(68)は、岐阜県・新穂高岳展望台から、ガスが途切れた瞬間の北アルプスの山並みを捉えた「つかの間の山容」など5点を出品。池田正明さん(77)は、水面に浮かぶオニバスの大きな葉と純白の花を撮った「なばなの里 夏の妖精」などを、最高齢の河村三男さん(90)は泥んこ遊びに興じる子どもたちの生き生きとした表情を切り取った「楽しいな」などを出展している。

水野講師は、「おたんじょうび」や「さんりんしゃ」など、我が子の成長を記録してきた中から4点を並べている。「発表の場を楽しみに、それぞれの視点と感性で捉えた見応えある作品がそろった。見て評価していただけたらうれしい」と話していた。最終日の15日午後1時半から、講師によるギャラリートークがある。