自動車総連が福祉車両寄贈 川越町の社会福祉法人「よつば会」に

【大型キーを手にする石川理事長(右から2人目)=川越町亀須新田のワークセンターよつばの里で】

【三重郡】自動車メーカー労働組合「自動車総連」は13日、社会貢献活動の一環として、三重県川越町亀崎新田の社会福祉法人「よつば会」に福祉車両1台を贈った。

寄贈したのは、ダイハツの軽福祉車両「タント スローパー」で、車いす利用者が車いすに乗ったまま乗り降りできる。

同町亀須新田の「ワークセンターよつばの里」で贈呈式が開かれ、自動車総連に加盟するダイハツ三重労働組合の亀田紘大執行委員長が、よつば会の石川英樹理事長(57)に目録と大型キーを手渡した。

同会は、川越、朝日の両町と四日市市で生活介護施設や就労支援施設、グループホームなどを運営する。利用者は、入居者と通所者と合わせて約百人。そのうちの15人ほどが、車いすを利用しているという。

寄贈された福祉車両は、利用者の送迎などに活用するといい、石川理事長は「大変ありがたい。大事に使わせていただきます」と話した。