3612人が感染、11人死亡 三重県内新型コロナ、クラスター1週間で29件

三重県は13日、ゼロ歳から90歳以上までの3612人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。2日ぶりに前週同一曜日を下回った。県内の感染者は延べ41万43人となった。

また、感染者のうち70代男女2人、80代男女4人、90代男女4人、100歳代女性1人の計11人が4日から12日までの間に死亡したと発表。4人は新型コロナが死因、他の7人は別の死因だった。

県によると、このうち90代の女性は入所先の施設で体調が悪化し、救急搬送先の医療機関で新型コロナへの感染が判明。新型コロナが原因で亡くなったという。県内感染者の死者は800人となった。

6日までの1週間で29件のクラスター(感染者集団)が発生したことも発表。内訳は高齢者施設が22件、医療機関が6件、障害者支援施設が1件。県内で発生したクラスターは481件となった。

新規感染者は前週同一曜日比で1835人の減少。直近1週間の人口10万人当たり新規感染者は1393・98人で、6日連続で1000人を超えた。前週比は1・66倍で、6日連続で1倍を上回った。

病床使用率は64・9%で前日から1・5ポイントの低下。5日連続で60%を上回っている。入院中の感染者は前日比9人減の371人で、うち重症者は1人減の8人。宿泊療養者は1人増の111人となった。

新規感染者は四日市市で628人、津市で541人、鈴鹿市で426人、松阪市で336人、伊勢市で239人、桑名市で234人、伊賀市で211人、名張市で139人、いなべ市で92人、志摩市で89人、紀北町で80人、亀山市で75人、菰野町で69人、東員町で53人、尾鷲市と御浜町で39人ずつ、川越町で37人、朝日町で35人、鳥羽市で34人、明和町と南伊勢町で28人ずつ、熊野市で27人、玉城町で26人、紀宝町で23人、多気町、大紀町、県外で19人ずつ、大台町で15人、度会町で8人、木曽岬町と不明で2人ずつ。