鈴鹿の救急1848件増 火災は15件増 昨年出動

【鈴鹿】三重県の鈴鹿市消防本部はこのほど、令和4年1―12月の火災・救急出動状況速報を発表。火災出動件数は72件で前年比15件増加し、救急出動件数も1万755件で前年比1848件の増加となり、いずれも増加傾向を示した。

火災種別の内訳は、建物火災が34件で全体の47・2%を占め、次いで「その他火災」(野焼きなど)が28件(38・9%)と多く、前年比13件増加した。ほかは車両火災が7件、林野火災が3件だった。

火災による死者数は2人で、前年より3人減少したが、負傷者数は4人で前年同数となった。

救急出動件数は1万755件で前年比1848件(20・7%)増加した。救急出動件数が1万件を越えるのは初めてという。

事故種別ごとの内訳は、急病が7292件で前年比1519人増加し、全体の67・8%を占める。そのうち、新型コロナウイルス感染症確定患者の搬送は858件。同感染症疑いは含まれておらず、実数的にはさらに増加すると見られる。

担当の中央消防署の橋本靖彦副署長は「救急出動についてはコロナ患者の増加が大きな要因の一つになることは間違いない。火災出動については野焼きを含むその他火災の増加が目立ったので、SNS(交流サイト)などで市民に啓発していく」と話した。