川併神社でどんど焼き 境内のどんど場で正月飾りをたき上げ

【どんど火に正月飾りを投じる氏子ら=津市久居元町の川併神社で】

【津】津市久居元町の延喜式内社、川併(かわい)神社(尾﨑貞彦宮司)で7日、年神様を送るどんど焼きの行事があり、地域の人らが正月飾りをたき上げた。

同神社は平安時代に創祀され五男三女神を祭る。久居城下設置以前の村域の氏神として知られる。どんど焼きは古くからの慣習で1月7日と15日に行っている。

この日は早朝から尾﨑宮司と各地区の総代が集まり清めはらいの後、直径約四メートルのどんど場に午前7時半に火入れをした。大小のしめ縄や破魔矢を手に訪れた氏子らは拝殿で手を合わせた後、正月飾りをどんど火に投じた。

近くに住む村田美幸さん(40)は「地元の神社なのでいつも来ている。家族が健康で過ごせる一年にしたい」、息子の唯斗君(7つ)は「今年は宿題を頑張る」と話した。

15日のどんど火は午前7時半―正午の予定。