書き初め、児童のびのび 津・榊原温泉郵便局で作品展 三重

【書き初め作品を紹介する西川講師(右から2人目)ら=津市榊原町の榊原温泉郵便局で】

【津】三重県津市榊原町の榊原上教育集会所で書道を学ぶ小学生の書き初め展がこのほど、同町の榊原温泉郵便局(中井剛局長)で始まった。榊原小1―6年の児童16人が墨で絵や字を書いた半紙作品18点を展示している。31日まで。

同教室は同町の西川賢子さん(78)を講師に月2回開いており平成25年から毎年同局で作品を展示。日頃は西川さんの手本を練習するが、同局での展示に向けては12月の教室で「お正月に関係するものを自由に書いて」と呼びかけ制作している。

4年生の渡邉夢叶君(10)は楷書で「賀正」と書き「正の5画目が長くなったけどうまく書けた」。「はつゆめ」と書いた3年生の萩野華穂さん(8つ)は「苦手な『ゆ』が上手に書けてうれしい。習字は筆を立てて書くのが大変だけど習い始めてからのほうが字がきれいになった」と話す。

卯(う)年にちなんだウサギのイラストもあり、西川講師は「地域の子どもたちののびのびとした作品を見てほしい」と話した。