2020年2月18日(火)

▼共同通信社の全国電話世論調査で、安倍内閣の支持率が森友学園問題を巡る決裁文書改ざん発表後以来の大幅急落した。「桜を見る会」の説明の影響という。いずれも昭恵夫人が絡んでいる。国政というより何だか夫婦の問題が表面化してきて、口あんぐりという国民が少なくないせいでもあるのではないか

▼「桜を見る会」の説明が十分と思わないが84・5%と高率で、カジノを含む統合型リゾート施設見直しも77・5%。不十分や見直しと答えざるを得ない質問形式になっているきらいがなきにしもあらずだが、それにしても内閣の不祥事続きに、大方はあきれていよう

▼閣僚辞任や文書破棄、法解釈の変更、公選法抵触疑惑などのいわゆる政治的問題だけではなく、またも昭恵夫人枠があったのかをはじめ、検察組織まで意のままにしようとしていたり、加計学園問題で「首相の代弁発言」があったとされた和泉洋人首相補佐官と厚生労働省女性審議官が海外出張時に内部で行き来ができる部屋に宿泊したなど、レベルが世俗的だ

▼12日の国会では、それらを指摘した辻元清美議員に首相が「意味のない質問」とのヤジを飛ばし、謝罪に追い込まれた。「首相のおごり」と野党は追及の構えだが、カチンとくると言わずにおれない性格であり、余裕のなさでもあろう

▼暴言を吐く首相は少なくない。吉田茂元首相の「バカヤロー解散」は有名。厚生年金加入問題で小泉純一郎元首相が「人生いろいろ、会社もいろいろ」と答弁したのも相当なものだ

▼自席からのヤジではなく、堂々とした答弁だったことに違いがある。