【鳥羽】三重県の鳥羽市の小竹篤市長は30日、就任後初めての定例記者会見に臨んだ。「市民の皆さんに『鳥羽は変わった』と言ってもらえるようにしっかりと頑張っていきたい」とあいさつし、市のふるさと納税返礼品に、鳥羽水族館の人気者のラッコ「メイ」と「キラ」(雌)の名刺を追加すると発表した。
メイは昨年5月に市のふるさと応援大使に任命され、一緒に暮らすキラとともに鳥羽の知名度向上に一役買っている。今回はふるさと納税返礼品のさらなるPRを行うため、名刺の追加を企画し、鳥羽水族館が協力した。
返礼品に加わった名刺は3種類。「メイ氏の名刺」は昨年、ふるさと納税で「宿泊観光周遊券」を返礼品に選び、3万円以上の寄付をした人へのプレゼント(期間限定)として作成したもので、裏面には他の返礼品が掲載されている。
アクリル製の「とうめいのめいしのめいし」(透明のメイ氏の名刺)と、ホログラム加工を施した「きらきらのきらのめいし」(キラキラのキラの名刺)の2種類は各200枚ずつ、新たに作った。
寄付額は1万円で、「メイ氏の名刺」(5種セット、うち1種はキラの名刺)▽「とうめいのめいしのめいし1枚」▽「きらきらのきらのめいし1枚」のいずれかを選ぶ。1日からふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」で受け付ける。なくなり次第、終了。
小竹市長は「ラッコ人気でたくさんの人が鳥羽に来てくれている。その人気にあやかり、オール鳥羽でPRしていきたい」と話した。