【四日市】三十三銀行は1日、三重県四日市市西新地の本店で入行式を開き、社会人としての一歩を踏み出した新入行員は「素直さとチャレンジ精神をもって、ひたむきに努力していく」と決意を新たにした。同行は、オーソリティ職(旧総合職)33人、エキスパート職(旧一般職)19人の合計52人を採用。新入行員は、緊張した面持ちで式に臨んだ。
道廣剛太郎頭取は「皆さんが描くキャリアパスやライフプランを会社としてしっかりと受け止めた上で、自律した一社会人に成長する過程を会社も一緒に歩んでいきたい」と宣言した上で「当行はお客様、地域社会、従業員、株主という四つのステークホルダーから愛され最も信頼される金融機関を目指して活動している。厳しい環境での第一歩となるが、自分自身でしっかり考えて判断すること、フレッシュな感性で三十三銀行を創るという気概を持つこと、最も重要な『お客様本位の原則』を守ることを心がけてほしい」と祝辞を述べた。
新入行員代表の安藤大智さんは「幅広い知識を吸収し、常に現状に満足せず、前例がないことにも積極的に挑戦していく。様々な角度から社会を見る目を養い、常にベストな答えを自問自答し、追求する。お客様のことを第一に考え、お客様にとって最良の解決策を提供する。新たな風を吹き込み、新時代を担う決意と覚悟を持って取り組む」と答辞を述べた。
入行式終了後に、新入行員には辞令が交付された。新入行員は約2ヶ月間の研修後、オーソリティ職、エキスパート職とも6月2日から営業店に配属され、業務を開始する。