伊勢新聞

彬子さま来県へ 4月6・7日にF1臨席や視察 三重

三重県は28日、三笠宮家の彬子さまが鈴鹿市で開催の「2025 FIA F1世界選手権シリーズ日本グランプリレース」に臨席と地方事情視察のため、4月6、7の両日、県を訪問されると発表した。

彬子さまの公務での来県は、平成29年4月の全国菓子大博覧会、昨年4月のF1開会式出席に続き、3回目。昨年の来県の際に「またぜひ来年も来たい」との発言があったのを踏まえ、県などが今年の来県を要請していたという。

6日午前県入りし、午後から鈴鹿サーキット(鈴鹿市)でのF1開会式で、大会最高名誉総裁としてあいさつされる。7日は四日市市のばんこの里会館や津市の井村屋グループを視察予定。

一見勝之知事は「昨年より開催時期が春開催に移ったF1グランプリ観覧のほか、萬古焼の魅力発信拠点『ばんこの里会館』訪問など、県の文化や産業を視察いただく。三重路が思い出深きものとなるよう祈念し、心より来県をお待ち申し上げる」との謹話を発表。

鈴鹿市の末松則子市長は「昨年に引き続き、桜の咲くこの時季にお迎えできることは大変光栄でありうれしく存じあげる。市民の皆さまとともに心から歓迎申しあげる」との謹話を出した。