伊勢新聞

地域発展、市民サービス向上へ 桑名市とあいおいニッセイ、包括連携協定 三重

【協定書を持つ伊藤市長(右)と藤森支店長(あいおいニッセイ三重支店提供)】

【桑名】三重県の桑名市とあいおいニッセイ同和損害保険三重支店(津市羽所町、藤森宗高支店長)は13日、地域発展と市民サービス向上に向けた包括連携協定を結んだ。

協定により子どもの教育や地域の防災、産業振興など5項目で連携。広域水災発生時の罹災証明書申請のサポートや水災地域のドローン映像の提供、中小企業向けのカスタマーハラスメント防止の講座などを行う。また、車の走行データを取得できる車載機「テレマティクスタグ」を活用した交通安全教室を市内の学校で実施するなど、多角的な取り組みを進める。

桑名市役所で伊藤徳宇市長と藤森支店長が協定書に署名。伊藤市長は「近年増加する災害に対しての申請サポートは心強い。子ども達の体験に向けたノウハウの提供やセミナー実施などにも期待している。協定を軸に様々な取り組みを進めていきたい」と話した。