【熊野】熊野市ボッチャ交流大会が14日、三重県熊野市有馬町の市体育館で開かれた。小学生以上の20チーム65人が参加し、競技に親しんだ。
市によると、世代間交流の場を広げようと、スポーツの普及活動に取り組む「市スポーツ推進委員協議会」が主催。総当たり方式を採用した。
ボッチャはパラリンピックの正式種目。赤と青の2チーム(各3人)が6球ずつ投げ、白い目標球「ジャックボール」との近さで得点を競う。
参加者らは相手ボールの位置を確認しながら作戦を練り、慎重に狙いを定めて投球。目標球にボールが近づくたびに周囲から歓声が上がった。
目標球はボールをぶつけて動かせる。ボッチャ愛好会のベテランらは劣勢になると、目標球に勢いよくボールを当てて一発逆転を狙っていた。
家族5人で参加した有馬小4年の中田翔さん(9つ)は「ボッチャをやるのは初めて。狙った場所にボールを置くのが難しかった」と話した。