【鳥羽】三重県警鳥羽署は20日、志摩市内の60代男性が、投資を名目に現金約160万円をだまし取られたと発表した。詐欺事件として調べている。
同署によると、男性の携帯電話に昨年12月、電話があり、投資会社「TREDERO」の職員を名乗る男が片言の日本語でFX投資をすすめてきた。
男性は、男とLINE(ライン)でのやりとりも始め、指示通りに現金を振り込むと40ドル分の利益が出たため、今年1月30日と31日、2回にわたり計160万円を振り込んだという。
その後、運用資金を出金しようとすると「損失が出て引き出せない」と電話で言われたという。そのうち連絡が取れなくなり、不審に思った男性が同署に相談して発覚した。