伊勢新聞

安全な自転車運転の模範に 亀山高生を「セーフティ・バイシクルリーダー」委嘱、三重県警

【委嘱状を持つ生徒ら=亀山市本町1丁目の県立亀山高校で】

【亀山】三重県警は19日、高校生に模範的な自転車運転と交通安全の大切さをアピールする「セーフティ・バイシクルリーダー」に、県立亀山高校(辻宣久校長)の生徒6人を委嘱した。

亀山市本町一丁目の県立亀山高校で委嘱伝達式があり、亀山署交通課の山本麻美課長が、同校3年生3人と2年生3人の計6人に委嘱状を手渡した。また、亀山地区交通安全協会が、自転車に取り付ける反射材を寄贈した。

生徒6人を代表して3年生の桂陽向さん(17)は「活動を通じて、自転車の運転時はヘルメットを着用し、交通マナーを守ることを全校生徒に伝えます」、山本課長は「1年間、リーダーとして率先して啓発活動をお願いします」と協力を仰いだ。

辻校長は「全校生徒のうち、約7割の生徒が自転車通学をしている。通学時だけでなく日常生活の移動手段として自転車に乗る生徒に向け、リーダー6人が啓発してくれることを期待している」と話した。