伊勢新聞

亀山表装サークルが20周年展 掛け軸など創作表具26点 三重

【表装した創作表具26点が並ぶ会場=亀山市東御幸町のSC「亀山エコータウン・夢ひろば」で】

【亀山】亀山表装サークル(福永時治会長・12人)は17日、三重県亀山市東御幸町のショッピングセンター「亀山エコータウン・夢ひろば」で、結成20周年記念と題して「創作表具作品展」を開いた。18日まで。午前10時―午後4時。同所での作品展は10周年記念以来、2回目となる。

同サークルは、同市中央公民館の「表装講座」を修了した人らで結成。現在、むらた表具店(津市)の宮﨑祐史店主と東光堂ひょうぐ店(四日市市)の原和弘店主の2人が講師を務め、月2回の教室で作品作りを楽しんでいる。

会場には、手拭いや紙に「金魚」や「月とうさぎ」などを施した掛け軸や壁掛けなどを表装した創作表具計26点が並ぶ。

原店主は「表装は、日本古来の伝統技術『裏打ち』技法で教えている。皆さん、絵を描いたり書を書くなど、思い思いの作品作りを楽しんでいます」と話していた。