【度会郡】三重県の南伊勢町や志摩市、伊勢市、度会町の個人宅や美術館、寺など計10軒で、丹精込めて手入れした庭を一般公開する「伊勢志摩オープンガーデン」が開かれている。観覧無料。
南伊勢町船越の石崎清士さん(75)が管理する「汐見ガーデン」は、6月15日までの金、土、日曜に庭を開放。汐見ガーデンのシンボルフラワー「ビスカリア」や白く愛らしい「オルレアホワイトレース」など約150種の花々が楽しめる。
6月上旬には、竹やぶを整備した斜面に移植した薄いピンク色のガウラ約200本と、庭に自生するササユリ約200本が見頃を迎えるという。
名古屋市から南伊勢町に移住した石崎さんは、平成25年にオープンガーデンを始めた。同29年から、近隣の園芸愛好家と一緒に広域のオープンガーデンを開催。今年は10軒が参加した。
石崎さんは「個性豊かな庭が楽しめるので、ぜひ見に来てもらいたい」と話した。
10軒の庭は公開期間が異なっており、日程などは伊勢志摩オープンガーデンのホームページに掲載されている。