伊勢新聞

皇學館大が完全優勝 四日市大との直接対決制す 三重学生野球春季リーグ戦

【四日市大―皇學館大2回戦 6回3安打無失点の好投を見せた皇學館大先発若松=ドリームオーシャンスタジアムで】

(第5週・ドリームオーシャンスタジアム)
三重学生野球リーグの春季リーグ戦(伊勢新聞社後援)は11日、三重大―近大高専の1回戦、四日市大―皇學館大の2回戦が行われた。四日市大―皇學館大は先に1勝している皇學館大が勝ち、勝ち点を4(通算成績8勝0敗)に伸ばして13季連続15回目の優勝を決めた。全日本大学選手権大会代表決定戦を兼ねる東海地区大学春季選手権大会(24日・岐阜市)に出場する。三重大―近大高専は三重大が先勝した。

皇學館大は四日市大を9―0の七回コールドで退けた。初回1番若林勇磨(4年・松阪商)の内野安打を皮切りに1点先制すると六回までに12安打9得点。若松奏弥(3年・山梨学院)、工藤岳(4年・知徳)の両右腕が無失点リレーした。

三重大は近大高専に12―2の七回コールド勝ち。四回左前打で出塁した4番永船義知(3年・畝傍)ら9人を送り込み5点を先制するとその後も敵失に足も絡めて小刻みに加点。先発の佐藤光太(3年・暁)や永船ら5投手で反撃を2点に抑えた。

三重学生野球リーグは未定になっていた、春季リーグ戦の3回戦2試合と2回戦1試合の日程を決めた。以下の通り(かっこ内は開始予定時間)。

【5月13日・四日市市霞ケ浦第三球場】三重大―鈴鹿大3回戦(10時)▽近大高専―三重大2回戦(13時)
【5月17日・津球場】四日市大―三重大3回戦(10時)