伊勢新聞

新型コロナ25%減少 三重県内先週の感染状況 インフルは5%増

三重県は8日、新型コロナウイルス感染状況(先月28日―今月4日)を公表した。1医療機関当たりの新規感染者は平均0・92人で、前週から25%減少。インフルエンザは平均0・39人で、5%増加した。

県によると、新型コロナの1日当たり新規感染者数は前週より20人ほど少ない60人と推計される。4日までの1週間で基幹定点の9医療機関に新規入院した新型コロナの患者は9人減の13人となった。

感染症対策課は「新型コロナとインフルエンザの感染者数は少ないが、大型連休の影響を見極める必要がある」と説明。「例年は夏に向けて感染者が増える傾向にある」として、対策の継続を呼びかけている。