伊勢新聞

子どもから大人まで体力測定 亀山市、体力年齢と実年齢比較

【長座体前屈に挑む市民=亀山市野村2丁目の市西野公園体育館で】

【亀山】亀山市は大型連休最終日の6日、同市野村2丁目の市西野公園体育館で「市民体力テスト」を実施し、子どもから大人まで計約60人が参加した。

テストの測定値で体力年齢と実年齢を比較して、今後の体力向上に生かすのが狙い。年2回実施している。

参加者らは、足を伸して上体を前にかがめる「長座体前屈」と腹筋力を確かめる「上体起こし」のほか、65歳以上を対象にした「開眼片足立ち」など6種類のテストに挑んだ。また、市の保健師による健康相談もあった。

同市野村3丁目の楠井隆司さん(65)は「年齢とともに持久力が衰えてきた。月1回のゴルフではだめですね」と苦笑いしていた。市の担当者は「無理せず、年齢に応じた適度な運動を毎日続けることが大切です」と呼びかけていた。