伊勢新聞

受賞者に勲記と勲章 三重県庁で春の叙勲伝達式

【一見知事から叙勲の伝達を受けた受章者ら=県庁で】

三重県は1日、令和7年春の叙勲伝達式を、県庁講堂で開いた。県内受章者のうち16人が、一見勝之知事から勲記と勲章を受け取った。

県によると、県内では63人が受章。この日の伝達式には、県が総務省、厚生労働省、こども家庭庁に上申した16人が出席した。

一見知事は「皆さんは各分野で多くの功績を残された。我が県の発展は皆さんの熱い思いとひたむきな努力のたまもの」とたたえた。

その上で「三重の将来を担う子どもたちが笑顔で暮らせるよう、豊富な経験と優れた見識で後進を指導いただきたい」と呼びかけた。

瑞宝単光章を受けた若葉保育園(松阪市)の高島清子副園長(75)は「身に余る思い。子どもたちのため、ますます力を注ぎます」と話していた。