【多気郡】斎宮歴史博物館は19日から、三重県明和町竹川の同館特別展示室で春季企画展「斎王のよそおい―王朝人のファッションare―colle―」を開く。会期は6月15日まで。
展覧会では平安時代の装いを掘り下げ、古代の装束や装いの道具など56件を出品する。常光坊谷四号墳出土巫女(みこ)埴輪(はにわ)をはじめ、斎宮女御や紫式部を描いた江戸時代の「女房三十六歌仙図屏風(びょうぶ)」、復元した「斎王白の十二単(ひとえ)装束」、江戸時代後期の冠などを展示する。
学芸員の展示説明会は4月26日、5月10日、同月31日。いずれも午後1時半から。
「王朝気分で楽しむワークショップ」として、①「十二単の文様で遊ぼう」=4月26日、5月10日、同月31日②「12単の色のコーディネイトを楽しもう」=5月3日、同月17日③「王朝貴族必須アイテムの檜扇(ひおうぎ)を作ろう」=5月5日、同月24日、6月14日―を同館エントランスホールで開く。
観覧料は一般400円、大学生320円、高校生以下無料。