伊勢新聞

こいのぼり、元気に泳ぐ 伊勢の津波避難タワーに60匹 三重

【津波避難タワーに飾られ、元気に泳ぐこいのぼり=伊勢市東豊浜町で】

【伊勢】5月5日の「こどもの日」を前に、三重県伊勢市東豊浜町の津波避難タワーに、色とりどりのこいのぼり約60匹が飾られ、風を受けて元気に泳いでいる。

地域を活気づけるとともに、地区の防災拠点であるタワーに注目してもらい、防災意識の向上につなげようと、住民らでつくる豊浜東まちづくり協議会が企画し、5年目。このほど、協議会のメンバー約20人が、高さ約15メートルのタワーの柱にロープを張り、同地区や近隣地区の住民から寄付されたこいのぼりを掲げた。

まちづくり協議会事務局長の角屋博久さんは「毎年、好評。こいのぼりを見て、元気で楽しい気持ちになってもらいたい。避難タワーを知らない人もいるのでアピールできたら」と話していた。掲揚は、5月10日まで。