伊勢新聞

現金と暗号資産計約1010万円分詐欺被害 津の会社役員男性 三重

【津】三重県警津署は14日、津市の60代男性会社役員が暗号資産の譲渡を装った電話をきっかけに、現金と暗号資産計約1010万円分をだまし取られたと発表した。詐欺事件として捜査している。

同署によると、男性は昨年12月5日、携帯電話に着信があり、男から「キャンペーンで1ビットコインが当選した。受け取るには登録料と手数料を支払う必要がある」と言われた。

男性は登録料名目で現金を入金。その後も暗号資産「ビットコイン」や「イーサリアム」を購入して送金するなどして、今年1月までに計約1010万円分をだまし取られた。さらに手数料を要求され、同署に相談した。