伊勢新聞

尾鷲市街地で飲み・食べ歩きを 5月17日に「旬のコツまみバル」 三重

【バルの開催をPRする関係者ら=尾鷲市朝日町の尾鷲商工会議所で】

【尾鷲】三重県尾鷲市の中心市街地で5月17日、共通券で飲み・食べ歩きを楽しむ「尾鷲旬のコツまみバル」が開かれる。過去最多の54店舗が参加し、来場者に限定メニューなどを提供する。

地元の飲食店に親しんでもらおうと、尾鷲商工会議所が毎年開き、11回目。5枚つづりの共通券を購入し、店内で飲み物1杯と料理1品に引き換える。チケット制のバルは県内唯一という。

参加店舗は、焼酎やビールなどのアルコール類1杯とつまみ盛り合わせのセット販売が中心。ジビエやクレープを提供する店のほか、和菓子の詰め合わせなどの持ち帰り専用店も軒を連ねる。

出店エリアは、JR尾鷲駅東側の半径1キロ圏内で、紀望通り・銀杏(ぎんなん)通り沿いに密集。駅前児童公園と紀北信用金庫本店にテント出店の計10店、元共栄パチンコ横にキッチンカーの4店が並ぶ。

昨年は約2800人が来場し、今年も同規模の来場を見込む。副実行委員長の中野健司さん(50)は「静かな街が、この日はにぎわう。尾鷲のはしご酒の文化を楽しんでほしい」と話している。

前売り券4千円、当日券4500円。前売り券は17―5月16日、商議所と尾鷲観光物産協会で購入できるほか、特設サイトで予約を受け付ける。当日券は協会と児童公園で販売する予定。

バルは正午―午前0時だが、営業時間は店舗ごとに異なる。問い合わせは商議所=電話0597(22)2611=へ。

【バル特設サイトのQRコード】