伊勢新聞

ビジネスマナーやエチケットを習得 亀山の事業所の新入社員ら 三重

【社会人としての心構えを話す中村さん(右端)=亀山市東御幸町の亀山商工会館で】

【亀山】三重県の亀山商工会議所(川森浩司会頭)は14日、亀山市東御幸町の亀山商工会館で「令和7年度ビジネスマナー研修会」を開いた。

同研修会は、企業の一員としての自覚とビジネスの場でのマナーやエチケットなどを習得し、実践に役立てるのを目的に、毎年開いている。市内七事業所から新入社員ら男女計14人が参加した。

マナーやエチケット、コミュニケーション能力を指導する「オフィス成旺」(岐阜市本郷町)の中村麗香マナーインストラクターが講師を務めた。参加者らは接客や電話の対応、好感を持たれる話し方や聞き方など社会人として心構えを学んだ。

中村さんは「まずはあいさつを覚えること。そして、常に会社の看板を背負っているという意識を持ち、よい人間関係を築くことが信用につながる」と促した。

海藻の食品製造・販売業「山忠食品工業」(亀山市布気町)にこの春入社した、江谷桜心さん(18)は「上司や先輩の人らとのコミュニケーションの取り方などを学んだ。きょうから実践します」と話していた。