【亀山】三重県の亀山市立11小学校と3中学校で8日、一斉に入学式があり、小学校に450人、中学校には450人が入学した。
11小学校のうち、平成15年度から校区外の児童の就学を認める「小規模特認校制度」を運用している市立白川小学校に続き、本年度から野登小学校でも同制度の運用を開始した。市内小学校では2校目となる。野登小学校は、年度中でも校区外からの児童(1―6年生)の転入学を受け付けている。
この日野登小学校(谷京子校長)=同市両尾町=では、校区内の児童8人が入学し、2―6年生計49人が拍手で歓迎した。
新1年生8人に谷校長は「きょうから皆さんは、野登小学校の1年生です」と述べ、「あいさつをしよう、仲良くしよう、一緒に頑張ろうの3つを約束してください」と式辞した。
在校生を代表して児童会長の6年生男児が「入学おめでとう。困ったことがあったら、お兄さんやお姉さんに頼ってください」と歓迎の言葉をかけると、新1年生8人は元気な声で「よろしくお願いします」と答えた。