【津】三重県津市庄田町の建設業タカミ(西川健司代表)は25日、市内公立小と義務教育学校計49校の新1年生に防犯ブザー1956個を寄贈した。
同社は万一に備えてもらおうと平成30年から令和5年まで6年間、市内公立小等の新1年生に緊急用ホイッスルを寄贈。同6年からはLED(発光ダイオード)ライト付き防犯ブザーを贈っている。
津市役所で受贈式があり、同社の小川賢司会長(58)らから前葉泰幸市長と市教委の森昌彦教育長に目録が渡された。
小川会長は「凶悪な事件が何件もあり防犯ブザーを求める声が多く在庫不足と聞いた。使わないことを祈りながら、これからも子どもたちの防犯に役立ち危機回避の一翼になれるよう尽力したい」と述べた。
防犯ブザーは電池式でピンプラグを引き抜くと音が鳴りLEDライトが点滅する形式。本年度中に各校に届けられ入学に合わせて新1年生に手渡される。