伊勢新聞

4月27日、地域ウオーク 津・一志学園高、創立10周年企画 三重

【「ユニセフラブウオークin一志」への参加を呼びかける玉村理事=津市本町の伊勢新聞社で】

【津】三重県津市一志町の私立通信制高校、一志学園高(玉村典久校長)が今月、創立10周年を迎えた。同校の玉村浦子理事(66)が津市本町の伊勢新聞社を訪れ、4月27日午前10時―午後2時に開く記念チャリティーウオークイベント「ユニセフラブウオークin一志」への参加を呼びかけた。

同校は平成28年3月、不登校を経験した子らの学び直しや社会での自立を目指す場として開校。全日型▽土曜▽フレックス―の3コースがあり、中学からの新入学生や他高校からの転入学生を受け入れており現在津市を中心に県内各地から170人が通っている。

イベントは、地域とのつながりを深めようと企画。①大井神社の弓引き神事を観よう(2・4キロ約1時間)②天台真盛宗の開祖、真盛上人の史跡を訪ねて(5・1キロ約2時間)③大井地区の歴史資産を巡りて(4・2キロ約2時間)―の3コースを設定。各史跡では一志町歴史語り部の会や同校の生徒がガイドを務める。

一志総合支所駐車場に集合して支所前からシャトルバスで同校に移動し、開会式後コースごとに出発する。帰着後体育館で一志米を使った昼食を取る。参加費は一人500円で、ユニセフへの募金200円と保険料、昼食代を含む。定員は①③が30人、②は60人で申し込み締切は4月4日(定員になり次第締め切る)。

玉村理事はイベントに向け生徒がデザインしたポスターやパンフレットを紹介し「地域の方に支えられやっと10年。多くの方に参加してほしい」と呼びかけた。

参加希望者は同校ホームページの申し込みフォームから、または電話=059(271)6700(月―土曜、午前9時―午後5時)。問い合わせ先も同じ。