【鈴鹿】三重県の鈴鹿市は26日、同市役所で、令和6年度同市雇用促進連携協議会(会長・末松則子市長)を開き、本年度の取り組み結果の報告とともに、新年度の取り組みに向けての意見交換をした。
同協議会は官民連携による市の雇用施策推進を目的に昨年6月、4年ぶりに組織再編し、部会制として再スタートした。
市や鈴鹿商議所をはじめ、市内高校6校の「高校部会」、県内高等教育機関6校の「大学部会」、市内企業7社の「企業部会」で構成。県と鈴鹿公共商業安定所がオブザーバーを務める。
本年度は大学生を対象にした合同企業説明会や、高校生を対象にした市内企業見学ツアーなどを実施。新年度は新たに同協議会参加高校と大学を対象に、市内企業への就職実態調査を計画する。
この日は19人が出席。冒頭で、末松市長は「引き続き『チーム鈴鹿』として市を盛り上げていきたい」とあいさつした。
出席者からは「鈴鹿の企業で働きたい高校生は潜在的に多いように感じたが、市内企業の魅力を伝え切れていない」「大学1、2年の早い時期からインターンシップで地元企業に受け入れてもらい、つなげていく取り組みをやっていくべきではないか」などの意見が出された。